導入事例インタビュー『福岡県中小企業振興センター様』
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2026/03/12
福岡県中小企業振興センターは、県内中小企業の中核的な支援機関として、様々な経営課題に対しワンストップで支援を行っている公益財団法人です。館内にはセイコータイムクリエーションのデジタルサイネージが合計18台導入され、来館者の円滑な誘導と情報発信をお手伝いしています。同センター総務地域経済部 総務課 課長 前山健一さまと、館内で貸会議室事業を運営するANAスカイビルサービス株式会社の九州事業支店 福岡事業所 福岡県中小企業振興センター受付担当 宇戸 淳さまにお話を伺いました。

左:宇戸 淳さま/前山 健一さま
―福岡県中小企業振興センターの役割についてお聞かせください
前山さま
当センターは、福岡県が設立した公益財団法人です。県内の中小企業の中核的な支援機関として、様々な経営課題に対し、ワンストップで支援を行っています。
具体的には、多様な分野の専門家が無料で経営相談を受ける「よろず支援拠点」をはじめ、「小規模事業者等改善提案事業」や「早期経営改善・賃上げ応援事業」を実施し、経営改善に向けた提案書の作成や計画書の策定支援などを行っています。
特に、県の基幹産業である自動車産業分野については、次世代自動車の普及など自動車産業を取り巻く環境の変化に対応するため、センター内に「自動車関連企業電動化参入支援センター」を設置し、コーディネーターによる相談対応や専門家の派遣など、自動車関連企業の事業転換を支援しています。
このほか、中小企業の取引拡大を図るため、取引あっせんや各種展示会・商談会の開催、新たに起業する方や経営革新計画の実現に取り組む中小企業の方を対象とした補助金の交付、経営課題に応じた専門家の派遣や知的財産に関する支援など、幅広い支援に取り組んでいます。
―デジタルサイネージはどのように使われていますか?
宇戸さま
現在、建物全体で合計18台のデジタルサイネージを導入しています。1階のエントランスに大型の縦型サイネージを設置してメインの誘導掲示をしているほか、エレベーター前と各会議室の入り口で、会議室の案内表示をしています。
1階エントランスでは、会議室の案内だけでなく、センターの事業内容や関係業者のプレゼン動画、告知などを流しています。
貸会議室の申し込み書類に「会議室前のモニター掲示」に関する入力項目があり、どんな情報を表示したいかは利用者さまに指定していただきます。そこに記入された内容をシステムに転記して表示する運用です。お客様ごとに時間によって表示を変えたいといった細かい要望があり、紙での申請が多いため、現状は予約システムと自動連携せず、手入力で運用しています。
―デジタルサイネージ導入の経緯をお聞かせください
宇戸さま
現在85インチの縦型サイネージが設置されている場所には、もともと別の電光掲示板がありました。10年以上は使っていたのですが、寿命により故障いたしました。
新しく情報を掲示する設備が必要になり、展示会に行ったり、複数の企業に提案を依頼したりして、さまざまな手段を検討しました。従来と同様の電光掲示板にする、もっと安価な看板を設置する……なども考えたのですが、最終的にセイコータイムクリエーションのデジタルサイネージを採用しました。
採用の決め手は「公共機関での実績」です。長崎県庁さまや福岡の「博多の森陸上競技場」さまなどに実績があると知り、それなら良いものが入るだろう、と、安心して決められました。
―電光掲示板との違いはありますか? 導入の前と後の変化はあるでしょうか
宇戸さま
従来の電光掲示板の仕組みが非常にシンプルだったため、最初は「システムとして管理する」ことへのとまどいはありました。導入直後は丁寧なアフターフォローをいただき、たいへん助かりました。慣れてしまえば難しいことはなく、表示の修正や同期の設定も、とても柔軟にできるようになりました。読みやすく、見栄えよくするためのこまごまとした工夫も手軽にできます。
システムに何かしらのエラーが出た際も、対処法は教わっているので特に問題ありません。どうしても自分たちで対応しきれない時でも、セイコータイムクリエーションさまから遠隔操作で直していただける体制があるので、非常に心強いです。システムに詳しい者が不在の時でも電話一本でサポートを受けることができ、たいへん助かっています。
前山さま
利用者さまからデジタルサイネージについてのアンケートを直接取っているわけではありませんが、「会議室はどこですか?」などといったお問合せは、そう多くはありません。1階のサイネージを起点に、スムーズに誘導ができている証拠だと思います。
―今後の活用について、展望をお聞かせください
前山さま
現状、すべての機能を十分に活かしきれているわけではありません。今後は当センターの事業内容や中小企業の方の取り組みなどをより積極的に発信していきたいですね。
宇戸さま
私は、情報を入れすぎて本来の目的である「誘導」が疎かにならないよう気をつけています。ただ、導入時に提案いただいた「天気情報」や「JR運行状況」「緊急災害時の表示」などは、今後センターと相談しながら取り入れていくことを検討していきます。
前山さま
当センターは、「中小企業振興センター」という名前から、少し堅い印象を持たれているかもしれません。しかし実は、素晴らしいホールや会議室があることをもっと知っていただきたいです。このようなサイネージの華やかな表示を通じて、施設の魅力をさらに伝えていければと思っています。今後は堅い会議だけでなく、色々なイベントやトークショーのような「楽しい催し」でも活用してほしいですね。
_________今回は、お忙しいところ貴重なお話しをありがとうございました
お客様プロフィール
名称
公益財団法人 福岡県中小企業振興センター
所在地
〒812-0046 福岡県福岡市博多区吉塚本町9-15 福岡県中小企業振興センタービル
URL
https://www.joho-fukuoka.or.jp/index.html

